当山では、毎年2月11日(祝・建国記念日)に、

有縁の御寺院様のご法助を賜り、また当山護持会役員様のご参加をいただき、

「新年大般若転読会」と呼ばれるご法要をお勤め致します。

この大般若とは正式名称を「大般若波羅蜜多経(だいはんにゃはらみったきょう)」

と申します。悟りに至る智慧を説く経典を集大成したものです。

今から1300年以上前に、中国の僧・玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が

インドから持ち帰り、4年かけて翻訳をした600巻にも及ぶ膨大なお経です。

この玄奘三蔵。皆様のよくご存じの方です。

あの有名なドラマ「西遊記(さいゆうき)」の三蔵法師です。

堺正章さんが孫悟空役を演じ、三蔵法師は夏目雅子さんでございました。

おキレイな玄奘三蔵でいらっしゃいましたね。

※実は玄奘三蔵様。埼玉県の岩槻市・天台宗慈恩寺様の飛び地境内地にございます

 玄奘塔に中国よりお遺骨が分骨され、埋葬されています。

 ぜひ、一度直接足を運んでお参り頂きたいと思います。

さて、

この600巻に及ぶ経典。数名の僧侶にて読誦するわけなんですが、、

全部読んでいたらどれくらいの時間が必要かわかりません。

ですので「転読(てんどく)」と呼ばれる作法を行います。

経典を1巻ずつ目の前で広げ、題名や主要な部分のみを読み流します。

この作法により清らかな「般若の風」が起こるわけです。

僧侶衆はこの転読を行う際に大きな声で文句を唱えて、すべての災いや

悪を払い除け、人々の願いが叶い幸せに導かれるように祈ります。

「般若の風」がもたらすものは

①家内安全~家族皆が安全でいられるように。

②厄難消除~災いや困難が取り除かれるように。

③商売繁盛~商売がうまくいき、繁盛するように。

④健康成就~健康でいられるように

などです。

開催時期は地域や宗派・お寺によって色々ございますが、

この新年を迎えてから立春のあたりで行う事も多いようです。

当山では新年を迎え、立春で春の季節に移り変わる頃、

檀信徒様はもとより世界の平和と国家の安泰。

皆様の幸せを願い奉修致します。

こちらの法要はどなた様も無料でご一緒頂けます。

ご希望の方には、大般若の風を十分にあびた

独自の「大般若祈祷札」をお授け致します。

詳細はホームページ問い合わせよりお願いいたします。

ぜひ、般若の風を直接感じて頂き、

すてきな1年をお過ごしくださいませ。

合掌

實相院現董