令和6年11月1日(己巳)に、当山住職の弁財天供養法修行が壱千座を迎え、

無事に満行致しました。

約3年半掛かりましたが、無事に終了できてホッとしております。

当山には、新武蔵風土記稿によると弁財天社の存在が記されておりますが、

現在では残っておりません。

本堂には2体の弁財天像が祀られております。

おそらくその内の1体がその社には祀られていたのでしょう。

弁財天社の存在が判明して後、今回の供養法の伝授を頂くご縁を

賜り、少しづつではありますが修行を続けてまいりました。

いつの日にか、弁財天社の再興が果たせるように、

これからも精進してまいりたいと思います。

壱千座を満行して何が変わるか?と思う事もござましたが、

やはり予想通りで、何も変わりません(笑)

千という数は、あくまで通過点でしかないわけで、、、

比叡山の修行で有名な「千日回峰行」を修められた大阿闍梨様も

千日はご修行されていらっしゃらない、、

数日残しての満行との事です。

つまり、修行後もまだまだ続くという事です。

一生を掛けて精進していく、仏とともに歩んで行くんですね。

そのことを忘れずに日々励んで参ります。

来年は巳年。弁天様の年です。

住職は更なる弁財天様の修行を進めてまいります。

またご報告できる日を迎えられるように努力致します。

合掌

實相院現董